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(2022年9月) ダラフの取り組みについて

Daraf (ダラフ)

ダラフ は、ウェブシステムの開発会社として受託開発をおこなっています。また、いくつかの社内システムの開発を通して、最終的には「ソフトウェアの受発注システム」を目指していました。ただ最近は軌道修正し、自社の開発業務の効率化にフォーカスしています。社内システムである、合意形成に特化したタスク管理システム (コードネーム: Threelane)、同意書管理システム (コードネーム: Consentform) を運用することで生産性と再現性を上げる仕組みを作っています。また、UI管理システムについては、後述する通り Picturebook として切り出す形で一般公開を目指しています。

元々、開発ドキュメントは社内用として積極的に作っていたのですが、そろそろ公開できるぐらいには内容も固まってきたので、公開するための準備をしています。こちらも、ダラフのサイトから公開する予定です。

最近のお客様の事例および、自社企画のシステムの進捗を紹介します。

事例: StartPass (スタートパス)

StartPass というスタートアップ向けの経営目標と経営アクションを管理するシステムを開発しました。StartPass は経営加速クラウドを標榜し、スタートアップが色々なステークホルダーを巻き込んで仕事をすることができるワークスペースを提供しています。経営目標に合わせてワークフォースを組むことができ、それによりスタートアップの業務実行力が上がる仕組みを作っています。

事例: Tparty (ティーパーティ)

Tparty というクローズドな政治経済勉強会で利用するコンテンツ兼コミュニティ管理システムを開発しました。Tparty は Discord で運営されているので、Discord に付属するシステムになっています。コンテンツは、チャンネルマガジンという「1万字 x 1時間」がコンセプトのメンバーによるエッセイと、チャンネルニュースという1週間の政治経済系ニュースをピックアップして紹介するものを公開しています。チャンネルマガジンは第1,3月曜日に号あたり3人が執筆しています。チャンネルニュースは毎週水曜日に公開しています。Tparty のシステムについては、詳細な内容を別の記事で書いたのでそちらを参照してください。

Schoiz (スクイズ)

スクイズ という検定業者向けのシステムを「検定DX」をコンセプトに開発しています。過去問販売からスタートし、会場試験/自宅試験/更新試験という3つの試験管理が可能なシステムになっています。システムは、Headless API として開発しており、Shopify の検定業者版ということもできます。ビジネスモデルは、5つの変数[1]を組み合わせてお客様ごとに提案しています。免許管理/コミュニティ管理までを射程に展開しています。

Picturebook (ピクチャーブック)

Picturebook というUI管理システムを開発しています。「Media x SaaS」、「Bridging GitHub and Figma」、「Non-verbal」の3つをコンセプトにしています。Picturebook は社内システムとして内部テスト中ですが、近いうちに公開できるという手応えのもと社内運用をしております。

最後に

なかなか進捗報告やご挨拶できていない方も多いですが、変わらず開発業務をしつつ、検定とUIについて考えています。お客様経由ではありますが、スタートアップ支援やコミュニティ管理 (および web3) についても学ぶ機会をいただいております。現場としていくつか気づきもありますので、ご興味を持った方とはお話しする機会をいただけたら嬉しく思います。数ヶ月後の報告では、開発進捗やコンセプトの話ではなく、数字の話ができる段階に進むことを目指して進めていきます。

2022年9月
ダラフ代表 斉脇


  1. 1.初期費用 (initial)、2.定額利用料 (subscription)、3.販売手数料 (transaction)、4.従量課金 (pay-as-you-go)、5.乗務代行 (BPO) ↩︎

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